IMSIの卒業生や在校生から、御質問をメールで頂くことがあります。
学校に関すること、素朴な疑問含めいろんな御質問があるのですが、
その中で
施術に関する御質問を頂くことがあります。
セラピストの卵が
プロのセラピストとして羽ばたいていく過程で、
様々なシーンとぶつかっていくことが、頂いた御質問を読むとよくわかります。
特に多いのが、クライアントの状態や疾患に関する質問です。
施術をしたところ、クライアントがこんな症状を訴えてきたのですが、どうしたらいいでしょう?
こんな痛みのある人、
こんな疾患のある人に施術を行ってもいいものでしょうか・・・?
IMSIにとっては大事な生徒さん。
力になれることがあれば・・・と担当の講師陣やスタッフが毎回経験の中からお答えさせて頂いたり、時にお医者様に問い合わせたり調べたりしながら、出来る範囲で御対応させて頂いています。
今日は、もし同じことで悩んでいる方がいたら・・・と思って、このブログを。
地球レベルで考えたときに、私たちが住むこの日本という国は、医療に関してとても
「守られている」
方の国に入ります。
アメリカやヨーロッパの一部を除く先進国の国々では、医療費は非常に高く、生活費の中から受診料をまかなうことができない人はたくさんいます。
あるいは
発展途上国や先進国と言われているのに医療レベルが低く、お医者様や病院数が不足している国がたくさんあります。
自然療法はこうした背景の下
「お医者様にはなかなか診てもらえないから、古代から伝わる伝統療法でなんとか力を取り戻そう」
「病気になったら医療費も高額で大変だから、病気にならないために自然療法を取り入れよう」
と
発達したものも実際に多々あるのです。
そうした視点で見たときに、他国と比較すると
日本は
“国民皆保険”
で守られている部分は否めず、病院に行けば比較的安価で誰もが診断を受けることができます。
(検査や治療は高かったりしますけど、それでも他国と比べると安い場合も多いのです)
そして
医療費よりも自然療法の施術を受ける方が、この日本では時に高価だったりします。
病院が「身近」な国なのです。
日本で暮らすセラピストは、この日本の制度を利用しない手はありません。
もし大切なクライアントがなにかの痛みを訴えたら?
なにかの疾患や症状を見て取れることがあったら?
それは必ず、
必ず
施術を行う前に
可能な限り、お医者様の診断をまずは仰いで頂くことが良いのです。
そして
施術を受けても大丈夫かどうか
これも必ずお医者様にクライアント自身から御確認頂くほうが良いと思うのです。
その方がお互いに安心ですし、またクライアントにとっても今自分がどんな状態で何が必要かが効率的にわかり、且つリーズナブルになる場合が多いのです。
施術者(セラピスト)に一体何ができるのか。
知識・技術・・・・もちろんどちらも大切です。
こうして「身体」に向き合う仕事であるのですから、解剖学・生理学をいずれもしっかり勉強しておくことは基本ですよね。
でもそういった知識や技術とは別に、
冷静な判断力
「わかったふり」をしない勇気
自分の領域でないことは専門家に委ねる潔さ
必要な“アクセス”をクライアントにわかりやすく明示できる賢さ
も
必要だと思うのです。
そして
自分自身もクライアントも、お互いに
「安心」
している状態で
giverとなりtakerとなる。
施術者とクライアントの理想的な関係を、どうやって築いていくのか
IMSIを通して、生徒さんを通じて、スタッフを通じて
私も日々勉強させていただいています。