2009年12月28日 (月)

■ハワイの植物油

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三女がハワイで買ってきた植物油。

なんだか、お酒の瓶みたいで、カワイイですネ!!

向かって右側がククイナッツのオイル。

別名キャンドルナッツとも言われます。

トウダイグサ科のククイという、ハワイに自生する植物の実から採られるオイル。

日焼け後のダメージや乾燥肌を防ぐ優れものです。

私の第三のふるさと(!??第二は勿論ベトナム)バリ島でもククイナッツのオイルはよく使われるのですヨ。

特にヘアケアには有効で、クリームバスの材料にも使われます。

(,そうそう、IMSIでは1/12にバリのスパセラピー・クリームバスの講座がありますヨ!興味のある方は是非!!http://www.imsi.co.jp/seminar/creambath.html

向かって左側は、ニームシードのオイル。

ニームという植物は、アーユルヴェーダではよく使われます。

私は葉の粉末を愛用していて、クレイと混ぜてパックにしたり、ヘッドマッサージに使ったり、お風呂に入れて愛用しています。

抗炎症作用や殺菌作用が高いので、にきびなどの炎症に。

また、ヘッドスパに使えば、冷やす効果が高いので、健康の基本「頭寒足温」を助けます。

(ちなみに、ニーム、ヘナ、アロエなどは冷やす効果の高い陰性のハーブですから、ヘッドには最適です)

ニームシードのキャリアオイルは、実は使うの初めてなのですよ!!

とても珍しいオイルです。

アトピー肌などにとても良いそうですが。

楽しみです♪!!

新しい講座がリリースされていますlovely

東京 表参道 自然療法の国際総合学院 

IMSI The International Medical Spa Institute

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2008年4月28日 (月)

■ボディワークにシーツを使う by次女

Dscn0558 エサレンボディワークでは、良く、クライアントの下にバスタオルではなく、シーツを敷きます。ダブルのフラットシーツがベストです。

本場のエサレンでは、海辺でマッサージをするのですが、終了した後、施術者は、クライアントをシーツでミノムシのように包んで、そのまま無言で立ち去ってしまします。クライアントは、そのまま波の音だけを聞きながら、いつまででも寝ていて良いのです。

自分の身体が「包まれる」というのは、何とも安心感があって、気持ちが良いのですよ。

Dscn0613 そして、起きる時は、自分でモソモソと動いてシーツを剥いで出てきます。卵からひよこが生まれるような、サナギから蝶に生まれ変わるような、変容の儀式みたいです。

それと、シーツを使うのに、もう一つ理由があります。

長女曰く「テーブルマジック」のように、シーツを引っ張ることによって、クライアントを動かしたり、ポジションを替えることが出来るのです。

Img_0565 私は、仰向けから、下のシーツを引っ張ってサイドポジションにして終わるのが個人的には好きで、良くやっています。

多くの人が、夜寝るときに横向きで寝ているので、横向きにされると快適感を感じるのです。それに、終了した後、起き上がるときに、横向きからだと手をついて楽に起き上がれるのです。(ちなみに、仰向けの状態から、腹筋を使って「フン!」と一気に起き上がると、肩、首、背中、腰、全ての筋肉が硬直し、それまでのトリートメントが台無しになりますので注意です!!)

エレン先生ほどのベテランになると、クライアントをうつ伏せから仰向けにするのも、仰向けからサイド、そして座位(←ベッドに腰掛けてる状態)にするのも、全てシーツを引っ張って「テーブルマジック」でやってしまっています。

Img_0405以前、エレン先生に、「どうしたらそれが出来るようになりますか?」と聞いたら、サラッと「1,000回練習したら出来るわよ~」と言われました・・・。本物のテーブルマジック同様、これは「魔法」ではなく、練習の賜物なのですね!!

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2007年5月13日 (日)

■ハワイより戻りました! by次女

Dscn0962Dscn1018 ハワイより戻って参りました!!

今回私が選んだ島は、ハワイ諸島の中でも「ビッグ・アイランド」と呼ばれるハワイ島。ハワイの中で一番大きく、若く、現在でも活発な噴火活動を続ける活火山のキラウエアとマウナ・ロアがある、エネルギッシュな場所です。

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色々なヒーラーから、「あなたイルカでしょ!???」と言われるのですが、実は海には全然行かないのです。バリ島に1ヶ月居ても、一度もビーチに行かなかった程ですから・・・。ハワイでは、小学校以来の??年ぶりの海水浴をしました。ウミガメが遊びに来てくれて、大感激しました!!!人が近くにいても、全然逃げない。そして、カメにも表情があることを発見しました!!子供のウミガメは、人間と一緒に遊んで楽しそうでした。可愛かったー!!!

Dscn1006Dscn1004  4205mのマウナ・ケアにも行きました。「白い山」という意味で、ハワイでは雪の女神が住んでいると言われています。山頂近くまではツアーのバンで連れて行ってもらいましたが、最後は徒歩で。日没が近くなって最後はダッシュで登り、間一髪セーフ!!!サンセットには何とか間に合いましたが、酸欠でフラフラになりました・・・。日没後は星空観測。空気が済んでいてきれいなのと、新月のため月が出ていないので、天の川や流れ星がはっきり肉眼でも見えました!土星、金星、木星などを天体望遠鏡で観測しながら、色々な星座や神話の話などをガイドさんから聞くことが出来ました。ちなみに前日は悪天候で、星空観測どころではなかったそうです。ラッキーでした。

Dscn1014 キラウエア火山にも行きました。「ハレマウマウ」というクレーターには、火山の女神「ペレ」が住んでいると言われています。気まぐれで短期な神様で、噴火はペレの怒りの爆発だと人々に信じられています。以前から「ペレ」の話を読んで、とても楽しみにしていました。前日にプルメリアの花のレイをマーケットで買って、ペレへの捧げものにしました。

Dscn1015Dscn1027  ボルケーノ国立公園から海に向かって「チェーン・オブ・クレーター・ロード」をぐんぐん下ると、噴火によって流れた溶岩が道を飲みこんでしまった行き止まりがあります。海岸には、新しい溶岩が海に流れ落ち、水蒸気が激しく立ち上っています。これは新しい大地が出来る瞬間です。このように溶岩が海に流れて固まることで、ハワイ島は少しずつ大きくなっているのです。溶岩の上をトレッキングしてきました。

Dscn1028 草一本生えていない、一面真っ黒で不気味な世界ですが、何と!岩の割れ目にシダの様な植物が芽生えているのを発見しました。潮風に曝され、いつ新しい溶岩に襲われるか分からないこんな過酷な環境の中でも強く生きる植物の姿に感動しました。

日没後は、真っ暗闇の中に赤く燃える溶岩が見えました。地球が生きている生命体であることを、自分の目で確認しました。地球が何かメッセージを発しているように私には思えます。自分の身体の声に耳を傾けるように、地球の声にも耳を傾け、少しでも地球の環境に害にならない暮らしをしなければ!と思いました。

帰国後すぐに、自宅のベランダでコーヒーの木の種を植えました。ハワイでコーヒーショップのおじさんに種をもらったのです。発芽が楽しみです。旅行をすることで、沢山のCo2を出してしまっているので、少しでも、空気がきれいになれば、と・・・。

明日から授業に復帰します。また新たな気持ちでセラピーと向き合えると思います。

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2007年1月 7日 (日)

■エサレンボディーワーク by次女

Img_2875 私が今回参加したのはエサレンマッサージの3日間のコース。講師はIMSIでもお馴染みのトムケイス先生と、長年エサレンでシェフとして働きながらマッサージクルーとしても活躍中のレイチェル・ファン先生。レイチェルは、娘さんと一緒に親子2代でエサレンでマッサージをしながら、ギフトショップを経営するパワフルウーマン。

参加者は総勢24名。日本人は私ひとりでした。プロのマッサージセラピストもいれば、「マッサージは生まれて初めて!」という人も。カップルや家族での参加も多数ありました。

Img_2857 会場は、Big Yartという天窓の付いた円形の建物。昨年エレン先生のワークショップを行った女神山ライフセンターとそっくりでした。「ここでマッサージが出来るなんて、最高!!」と心が躍りました。後で驚いたのですが、ここで撮った写真は去年女神山で撮ったのと同じように、光のオーヴ(輪)が沢山写っていました。

Dscn0942 エサレンマッサージの講義は、いつ、何度聞いても心に深く届きます。「セラピーの中では、何も否定しない、分析しない、判断しない。あるがままの状態を受け入れ、自然に任せること。相手に一方的に施すのではなく、相手とのつながりを大事にし、一緒にワークすること。相手のパーツを見るのでなく、身体全体、心、精神、全てに意識を注ぐこと。自分のコンディションを整え、クオリティ・オブ・タッチを重視する事、etc・・・」。私が初めてエサレンに出会った時、既にアロマセラピストとして働いていましたが、「今までこのことを知らずしてお客様に触っていたのか・・・」と衝撃を受けたのを覚えています。参加者の中からも、「う~ん、深い・・・」とのため息が・・。

実習は、まずはオイルを使わず着衣のまま、ペアを組んでストレッチやタッチなどの練習。3日間コースでしたが、基礎はみっちりとやりました。

Dscn0925Dscn0922そして、先生たちの美しいデモンストレーションを見て、実践。「デモと同じでなく、好きな事をして良いですよ」という先生の言葉通り、皆、全然違う事をやっています。さすが、自由の国、アメリカ!!

施術者に対して受け手が感想やアドヴァイスを述べる時の決め事がありました。主語を"You"にしないで"I"にすること。例えば、「あなたのマッサージは強すぎます」と言うのではなく、「私はもう少し弱いマッサージが好きです」と言うのです。お陰で、マッサージの後は、ワイワイガヤガヤと、積極的な意見交換で盛り上がりました。こうすることで、初心者もあっという間に上達していくのでしょう、

Img_0564 今回の旅には、また新たな出会い、発見、学びが溢れていました。この経験を生かして、これからも、いちセラピストとしてクライアントと向き合い、自分らしいセラピーを実践していけたらと思っています。

その一方で、日本のセラピストの技術向上のために、来日セミナーの企画などを通して、この素晴らしいボディーワークを、セラピストやセラピーを勉強中の皆さんに紹介する活動にも力を入れたい思っています。

全てのセラピストが、クライアントが本当に必要とする質の高いセラピーを提供できる技術を持てば、もっとセラピーを受ける人が増えると思うのです。そうすれば、「自分の身体の声を聞き、病気を未然に防ぐ」という考え方が、もっと一般の人にも広まり、より健康的な社会になるのでは、と思います。

Dscn0939 これで今回の旅も報告を終えたいと思います。とりとめのない文章にお付き合い頂きありがとうございました。エサレンについて何かご質問ありましたらinfo@imsi.co.jpに送ってくだされば分かる範囲でお答えします。

皆さんにとってハッピーな1年でありますように。

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2007年1月 6日 (土)

■エサレンに行くには by次女

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エサレンに行くにはどうしたら良いの!?いくらで行けるの!?とよく聞かれるのでご紹介します。

  まず、ウェブサイトhttp://www.esalen.orgかカタログから好きなワークショップを選んで申し込みます。宿泊、食事、受講料など全て込みで週末コース(金曜夜から日曜昼まで)は655ドル、5日コースは1120ドル、7日コースは1715ドル。これはスタンダードの部屋の場合ですが、大部屋タイプや寝袋(!)など、もっと安く押さえる方法もあります。

Dscn0929 どのワークショップにも入らずに個人的に滞在する事も可能です。この場合は、一泊週末は180ドル、平日は150ドル。前に書いたとおり、食事は最高だし、温泉は24時間入りたい放題、1日3回のヨガや瞑想のクラスは誰でも参加可能なので、リゾートとして利用する人も多いです。

その他に、1ヶ月のエサレンマッサージの資格認定コースや、「ワークスカラー」と言ってエサレン施設で仕事をしながら、1日2時間ほど1ヶ月間行われるワークショップなども開催されています。

施設内に幼稚園があり、子供を預かってくれます。

Img_0568_1ワークショップ開催に合わせてモントレーからエサレンのバスが出ていますが、公共の交通機関は全くありません。

インターネットは施設内に2台(日本語不可)ありますが、常に誰かが使用中で、空いているのを見た事がありません・・・。

山の中なので携帯は通じません。

Dscn0528_1ここでの楽しみは、人との触れあい。植物との触れあい。クジラとかコンドルとか、自然の中で生き抜く動物たちとの偶然の出会い。数々の出会いの中で、色んな発見が生まれます。

「エサレンは一人になれる場所。だけど一人ぼっちではない」と友人が言っていました。なるほど。ほんとにそうです。

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2007年1月 4日 (木)

■エサレンで by次女

Dscn0935 崖から太平洋を見下ろしながら、曲がりくねった道をスリリングなドライブ。モントレーから南に約60kmのところにエサレンはあります。ここは、ヨガ、ボディーワーク、心理学、アートなど、心と身体に関する様々なワークショップが開催されるリトリート・センター。誰もが日常から離れて、大自然の中で寝食を共にしながら、学び、発見する場所です。アメリカでは自己啓発のプログラムとして良く紹介されており、色々な職業の人が訪れます。皆が知っているような俳優もフラっとお忍びでやってくるそうです。

Img_0565 お風呂は硫黄の温泉の露天風呂。アメリカンインディアンの聖地であったエサレンの温泉には、大地のぬくもりに包まれているような安心感があります。このお風呂場の中と外にマッサージベッドがあり、エサレンマッサージが行われています。ここで"Matt"というプラクティショナーのマッサージを受けました。玉ねぎの皮が剥けて行くように、少しずつ疲れや緊張が取れていきます。優しくて、深いマッサージ。爆睡してしまいました。

 

Dscn0936_1 食事が目当てでエサレンを訪れる人も多いと聞きます。ここでは「卵や乳製品も摂らない完全菜食者」「肉・魚は摂らないが卵・乳製品は食べる人」「普通に何でも食べる人」に対応するためにスープやメインも色々な種類があります。敷地内の畑で採られる野菜のサラダバーが名物。生のスプラウトや人参、ケール、いんげんなどに、南瓜やひまわり、ゴマなどの種をいっぱいかけて食べるのがここでのスタイル。食いしん坊の私は、毎食ビュッフェの列であっちこっちウロウロ・・・。気づいたら、皿に乗りきれないほど取っています。毎食、お腹がはちきれそうになるまで食べても、次の食事の時までにはちゃんとお腹がぺこぺこになります。

Img_2849 ここでは、大地のエネルギーが本当に強く、植物が安心して、歌ったり踊ったり楽しんでいるように感じます。だから野菜もたくましく、成長も早いのでしょう。モントレーでは、海風から逃れるために、海に遠ざかるように曲がっているサイプレスを沢山見ましたが、ここでは海に向かってまっすぐ伸びているサイプレスを見ました。2本寄り添って、まるで夫婦みたいでした。

ここの夕日は本当に美しく、一刻一刻と、違う表情を見せてくれます。昼と夕の境目。昔の人は、夕日を見ながら陰陽説を考え出したのでしょうか。

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■モントレーで by次女

Dscn0880_1 カリフォルニア州西部に位置するモントレー。ジョン・スタインベックの有名な小説「エデンの東」の舞台となった街です。昔は漁業で栄え、世界中にイワシの缶詰を輸出していました。今では工場の跡地がショッピングセンターや水族館にかわり、観光地となりました。ペブルビーチという、常に世界のゴルフコースランキングベスト5にランクインされる有名なゴルフコースもここにあります。

Img_2815 ショッピングやドライブをしながらも、ふと海に目をやるとラッコやアシカ、アザラシを見る事が出来ます。可愛くて、常に双眼鏡を手に歩いていました。

Dscn0928カ リフォルニアに来ると、いつも「空が近い!」と感じます。海と空のさかえ目が、ほんとにスグソコという感じです。太陽も月もアメリカンサイズ!?。その反面、ここは、海の水は1年中冷たく、波は荒く、風は強く、自然条件の厳しいところです。

Img_2827 ここで見られる木の多くは寒さと風に強い針葉樹。モントレーサイプレス(Cupressus macrocarpa)というイトスギの一種が多く見られます。地図に、”Lone Cypress(孤独なサイプレス)”と載っていたので訪ねてみました。海を見つめるように、ひっそりとたたずんでいました。

Dscn0899_1 「孤独なサイプレス」の近くには"Ghost Tree(お化けの木)"というのが地図に載っていたので行ってみました。台風によってなぎ倒され、激しい波しぶきにさらされ、幹の色が、白骨化したように真っ白になったからそのように呼ばれているのだそうです。根こそぎ倒れていても、まだ緑の針葉が上に向かって伸びていました。

生き抜くために、たくましく、戦っている。そんな強さをここで感じました。

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■帰国しました。あけましておめでとうございます!!by次女

Dscn0915_1 あけましておめでとうございます。いつもブログを読んで頂きありがとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

アメリカより帰国しました。向こうではブログを更新する事ができなかったので、少しずつ、旅の様子をお伝えします。

私の旅は、成田でのトラブルから始まりました。目指すはモントレー(Monterey)。空港のカウンターでチェックインし、受け取った搭乗券の行き先はMonterrey。あれれ"R"がひとつ多い・・・。それは、メキシコの都市モントレー行きのチケットでした・・・(汗)。電話で予約したEチケット。便利ですが、こんな危険性もあったのですね。危うく気づかずメキシコに行きそうになりましたが、逆境の中でこそ発揮する強運。何とか空席のある便を見つけ、ロス経由でカリフォルニアのモントレーにたどり着く事ができました。

ちなみに、カリフォルニアにサンホセ(San Jose)という空港がありますが、メキシコやコスタリカにも同じ名前の都市があります。ちゃんと確認しないといけないですねー。

Dscn0875_1 どんなハプニングがあっても良いのだと思います。旅はいつでも私の心を強くしてくれます。

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2006年5月13日 (土)

■エサレンへの旅 その6 ~ハグの嵐~  by次女

Dscn0543 ワークショップも最終日に近づき、クラスの中でマリア・ルシア先生によるデモンストレーションを見ました。モデルは、先生自身が生徒の中から一人選びました。選ばれた彼女は、心に深い傷を負っている女性でした。若いのに、顔には皺が刻まれており、表情は固くこわばっていました。クラスの中で彼女は、マッサージを受けた時にプラクティショナーに「背骨が曲がっている」と言われたことに対して怒りをあらわにしていました。他人の何気ない一言に過剰に反応し、逆上する姿は、まさに誰もが持つ心のすごく繊細で弱い部分の鏡でした。

マリア・ルシア先生のスピリチュアル・マッサージは、例えるならば、ものすごい集中力とスピードで、玉ねぎの皮を一枚一枚剥いていくようなものでした。手を滑らせるごとに、不要なエネルギーがどんどん剥けていき、塩水に流れていくのを感じました。素早いけれども、とても丁寧で、かつ繊細なものでした。

最後のエネルギーチャージの手当ての際、マリア・ルシア先生はクラスの全員をマッサージベッドの脇に呼び、全員で愛のエネルギーを送りました。20人のタッチがつながり、果てしないパワーになりました。彼女は戸惑いながらも愛を吸い込みました。

一人の人間が癒され、回復していく。この光景は、宇宙で一番美しい光景だと思いました。

Dscn0583_3 施術が終わって一息付いたその直後、「わぁー!!」という歓声が上がりました。窓の外の太平洋に、クジラが4頭。皆子供のようにはしゃぎ始めました。クジラ達は、デモのモデルになった彼女の新たな旅立ちを祝福していました。クジラの泳ぎは、自由は優雅であることを私に教えてくれました。それは、私への祝福でもありました。

そして、ハグの嵐と共にワークショップは終わりました。

エサレンどうだったー!?」と帰国後、色々な人に聞かれました。アメリカのガイドブックには「癒しのリトリート」みたいに紹介されていましたが、私にとってエサレンは、そんなに生易しいものではありませんでした。例えるならば、愛する我が子を谷底に突き落とす母ライオンのような強さがあり、でも這い上がってきたら愛情を持ってしっかりと抱きしめてくれるような(?)そんな存在です。

Dscn0594 このワークショップでは、人と人との触れ合い=Touchの本当の素晴らしさを改めて認識する事ができました。タッチを通して、人それぞれが持っているエネルギーを最大限に輝かせることが出来ると確信できました。この手と共に、アロマセラピーリフレクソロジー、そしてこれから始まるフェイシャルリフレクソロジーなどのセラピーの道を私はずっと歩んでゆこうと思いました。 おわり

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2006年5月11日 (木)

■エサレンへの旅 その5 ~エサレン・マッサージ~  by次女

Dscn0531_5 その日も朝から沈んだムードでした。「自分と他人を比べるのをやめること」が課題だと分かっても、「自分より英語が上手い日本人」や「自分よりマッサージが上手い人」などが、挑戦状のように目の前に次々と現れてきます。今日は部屋から出るのやだな・・・と思ったその日が丁度、ブリータ先生のマッサージを予約していた日でした。これも必然と思い、素直に従ってお風呂に向かいました。

温泉に浸かっていると、ブリータ先生が笑顔でやってきました。エサレンでは、お風呂場の中にマッサージベッドが並んでいます。オフィスでマッサージの予約をし、その時間にお風呂に入っていると、プラクティショナーがバスタオルを持って迎えに来る、というシステムです。

Dscn0394 ブリータ先生は、天才的な聞き上手です。天性の直感力と、様々な心理的手法を習得してきた賜物です。私の話を「ふむふむ。そうなの。それで?」という感じでどんどん引き出していきます。自分でも驚くほど、口から言葉が飛び出していました。一通りの話が済んだ後、ブリータ先生の口から出た言葉は、「それじゃ、マッサージしましょう。うつ伏せになってください」でした。私は何かアドバイスがもらえると思っていたので、ちょっと意外でした。そして・・・・目覚めた時には既にマッサージは終了していました。「あなたは花巻(2005年1月のエサレン・マッサージ入門コースに参加した時)で、私の手のひらにマッサージしたでしょう。だから、私も同じことをしたのよ。」といたずらっぽく笑いながらブリータ先生は去って行きました。

その時に気が付きました。私はアドバイスが欲しかったのではなく、ただ話を聞いてほしかっただけだったんだ、と。思い切り言葉を発したあと、ぐっすり眠ることが、今の私に必要だったこと、そしてブリータ先生には何もかもがお見通しだったことに気が付きました。ブリータ先生は本当に偉大な方です。今回は会えなかったけど、恩師エレン先生もまたブリータ先生と同じような偉大な天才です。

Dscn0533 もう一つ、嬉しいことがありました。お風呂場では、他の人がマッサージを受けているのを眺めることができます。私達セラピストにとっては、先生がマッサージをしている姿を見たい放題という、この上ない恵まれた環境です。私はバリで見たトム先生のマッサージをもう一度見たいと思っていました。その夢が叶いました。トム先生のマッサージは、エサレン・マッサージビデオの表紙カバーに写真が載っているほど、美しくて評判です。姿勢だけではなく、施術中彼がクライアントのどこを見ているかなど、細かいことがとても勉強になります。

私はマッサージに救われ、気分が少し晴れました。私のエサレン滞在も、残りあと僅かになっていました。 つづく

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