来月クリニックを新しく美容クリニックを開業されるドクターのスタッフに、接遇や技術研修を行うこととなりました。
テキストは村上先生が作成。私は接遇の担当となります。
IMSIの講座ではなかなかできませんが、サロンやクリニック、スパなどの現場でこの接遇トレーニングはとても重要です。売上もまったく変わってきますし、クレーム対応もこれで決まってしまいます。
私も美容クリニック業界はもうかれこれ8年・・・今年で9年目になります。(長い) 失敗もたくさんありますが、お客様にずいぶん育てていただきました。その中からすこしでもお役に立てることがあれば、伝えていくことができたらいいナと思います。
仕事は循環。私が先輩や恩師に育てて頂いたことの恩返しは、後続にバトンを渡していく。そしてそのバトンがまたどこかに渡っていくといいですよね。
お客様と接するとき、私は必ず父方の祖母の姿を思い浮かべます。
祖父母の家は小さくて、裕福な家ではありませんでしたが、常にお客様の絶えない家でした。
朗らかで街の人気者・・・という祖父の存在もあったと思います。
祖母はよく
「家に人が来るかどうかは、女で決まるんだよ」
と言っていました。
お客様が帰るとき、祖母は玄関の外・門の外までお見送りに行き、角を曲がり姿が見えなくなるまで手を振って、その後家に入りドアを閉めた後、鍵をしばらく絶対かけませんでした。門もしばらく錠をかけずにいました。
理由は
「もしなにか忘れ物をしてお客様が慌てて戻ってきて、玄関まで来たときに、ドアの向こうで鍵が閉まる音を聞いたら、淋しい思いをするだろうから。」
ということでした。
時々余裕がなくなって、
「ああ、お客様への対応はもっとああできたかもしれない こうできたかもしれない」
と反省するときは、いつも小さな身体で手を振る祖母の姿を想像して、
もう一度来てもらえますように
と思います。
心が伝わる接客を身につけ伝えていけたら良いなと思います。